撤収を済ませ、小高い丘の上に登り・・・・ 2日間、共にあった開聞岳とお別れの時。
南国の空気を感じつつ、南薩摩の端っこ
野間半島 を目指しました。
海がとても綺麗です。
きっと、ここは滅多な事では来れない所。(距離的に・・・
野間岬ウィンドパークから見る素晴らしい景色に、遠くに来たんだなぁとシミジミ・・・・
この後、どうせなら先っぽまで行ってやろうと進みましたが、頓挫しましたw
ドロドロになりました・・・w
その後、美しい海岸線を北上・・・・
地図を見て、ふと目についた
万世特攻平和祈念館 へと行くことにしました。
有名な「子犬を抱いて微笑む少年兵」の写真を見て、ああ、ここだったんだと。
この少年は、この2日後にこの場所から飛び立ち帰らぬ人になったそうです。
吹上浜の砂浜で半世紀近く眠り続けた「
三座水偵」。
なんと吹上浜沖に不時着して水没、さらに半世紀後・・・・・ 引き上げられてから当時の搭乗者と対面しておりました。
その後、遺品や遺書を見学。
この万世特攻平和祈念館は、知覧の平和会館の規模にして半分ぐらいでしたが、僕の他に誰もいなく、じっくりと見させていただくことが出来ました。
来てよかったなぁ・・・・・・・
しーんっとしたフロアで、熱心に記録を読み漁る僕・・・・・・・・
すると、突如に電話の着信音がwww (相当ビックリしたのは言うまでもありませんw
発信元は、昨日お世話になった「
ganmodokiさん」でした。
一応、この後の道中はまったく決めていないこと、そして今日は霧島あたりまで行けたらいいなぁと思っていたので、それを伝えると道案内を買って出てくれました。
昨日、腰が痛そうだったのに大丈夫かな・・・・? と一瞬思いましたが、たぶん暇なんだろうなぁ~w っと勝手に解釈。
スミマセンw
これもご縁だと感じ、ぜひともお願いすることに。
待ち合わせ場所に行く前に、万世の飛行場跡に立ち寄ります。
広大な海浜公園になっていました。
そして、日本三大砂丘とも言われる、
長さ約47km 日本一の長さの
吹上浜 へと。
吹上浜への入口がわからなくて、ダートの道を走ること数分。
またしてもドロドロに・・・
やっと着いたと思ったのですが、長すぎて先が見えないし、あんまり規模を実感出来ませんでした。
程なくして待ち合わせの場所に到着すると、なんだか見覚えのある
カブが・・・・・
ganmodokiさん、ま さ か ・・・・・ の カブで登場ですw
まだ大型バイクは無理だけど、カブならなんとか・・・・・ との事。
ご本人はバイクに乗りたくて仕方がなかったそうですw
術後初バイクだそうです。気持ちはわかりますw
心配もしましたが、なんだか嬉しかったですね~ カブで来てくれたことが。
そして、ハンターカブのミラーの汚れっぷりが酷いですw
霧島方面へと先導してくれるということで・・・・
なぁ~~~んも考えずに、ひたすら着いていきますw
楽ちんだわぁw~
しかしこの人、地元とはいえ、県道、市道を縦横無尽に走っていきます。
すげーーーーー!!!
後に、走行ログを見ると、万世から霧島まで一直線でしたw
お昼を少し回ったところ、二人して立ち食いソバへと。
実は午前10時過ぎに、誘惑にかられて焼き立てパンを買って食べていたのでw 軽めのものをお願いしましたが、ここ。 なかなか侮れない旨さでした。
それにしても、愛媛ナンバーのカブと、鹿児島ナンバーのカブが並ぶことって、早々ないだろうなぁ。
その後も、
ganmodokiさんの快進撃は続き・・・・・・・w
のどかで、ゆったりした風景の中、2台のカブでトコトコと走る気持ち良さ!!
ついに霧島市へ入り、このまま走りきってしまうのも味気ないので、昔懐かしの木造の駅舎である「
嘉例川駅」へ立ち寄る事にしました。
えも言われぬ懐かしさが込み上げてきます。
ボーーっと、小一時間、汽車を待ってみたいような雰囲気の場所でした。
そうして、県道から国道へと。
このT字路で、
ganmodokiさんとお別れです。
僕は霧島温泉方面へ・・・・・
辿り着いたるは、カブスの皆が絶賛していた
霧島高原 国民休養地。
実は来てみたかったのだw
そして時刻は、まだ午後3時w
なんと! 万世から霧島まで、3時間かからなかったw (カブなのにw
もう少し北へ走っておけば、明日の道中が楽になります。
が、九州最後の夜もやはり鹿児島で過ごすことにしました。
本日の移動ログ
少々風があったので、念のために張り綱をし、シュラフを干し・・・・・・
霧島連山に乾杯!!w
真昼間からビールを飲み、霧島の山を眺めつつ昼寝を敢行w
しあわせだなぁ・・・・・・・ (*´∇`*)
目覚めると、夕刻を迎えようとしていました。
あわててシュラフを取り込み、キャンプ場内に併設された温泉へと入り・・・・・
サイトへ戻る頃には、大きな満月が昇りはじめていました。
旅最後の晩餐は、また鍋 wwww しかも今日は酒以外買い出しをせずw
これでやっと白菜に食材モロモロをやっつけられましたw
もう当分、鍋はいいかなw
思えば、鹿児島に来てから
1日200km以上走った日 がありませんでした。
朝は、日が完全に昇る8時に出発。 目覚ましなんていらなかった。
バイクに乗る時間が減って行って、立ち止まってゆっくりと景色を見る時間が次第に増えて行った。
日が暮れる前に設営を終え、食事もお酒も本当に欲しい量だけを取るようになっていった。
夜の9時には、自然に眠ってしまっていた・・・・
旅ってこういうものかも知れないな。
そして、いよいよ旅も終わりです。
明日は自宅へと、そして現実へと帰る日。
この5日間、本当に楽しかった。
究極のストレスフリーな現実逃避な日々だったと思うw
明日1日楽しんで、バスっと切り替えて、新年の仕事に励もう・・・
旅の終わりで落ち込む自分がいるかと思いきや、意外にも晴れ晴れとした気分の自分に驚きつつも、今宵も夜の9時には眠るのでした・・・・・w
最終日につづく・・・・
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