万世を回り霧島へと ~南九州への旅 4~

ぐぅだら

2015年01月15日 11:20

1月4日・・・・・ 旅5日目



枕崎 火之神公園での朝。






開聞岳の東側から登る見事な朝日・・・・・







この景色を見に鹿児島へ来たんだ! っと思わせる光景であり、この旅での最も美しい時間の1つでした。





撤収を済ませ、小高い丘の上に登り・・・・  2日間、共にあった開聞岳とお別れの時。













南国の空気を感じつつ、南薩摩の端っこ 野間半島 を目指しました。












海がとても綺麗です。


きっと、ここは滅多な事では来れない所。(距離的に・・・











野間岬ウィンドパークから見る素晴らしい景色に、遠くに来たんだなぁとシミジミ・・・・







この後、どうせなら先っぽまで行ってやろうと進みましたが、頓挫しましたw ドロドロになりました・・・w




その後、美しい海岸線を北上・・・・






地図を見て、ふと目についた 万世特攻平和祈念館 へと行くことにしました。








有名な「子犬を抱いて微笑む少年兵」の写真を見て、ああ、ここだったんだと。




この少年は、この2日後にこの場所から飛び立ち帰らぬ人になったそうです。








吹上浜の砂浜で半世紀近く眠り続けた「三座水偵」。




なんと吹上浜沖に不時着して水没、さらに半世紀後・・・・・  引き上げられてから当時の搭乗者と対面しておりました。






その後、遺品や遺書を見学。



この万世特攻平和祈念館は、知覧の平和会館の規模にして半分ぐらいでしたが、僕の他に誰もいなく、じっくりと見させていただくことが出来ました。




来てよかったなぁ・・・・・・・




しーんっとしたフロアで、熱心に記録を読み漁る僕・・・・・・・・





すると、突如に電話の着信音がwww (相当ビックリしたのは言うまでもありませんw





発信元は、昨日お世話になった「ganmodokiさん」でした。





一応、この後の道中はまったく決めていないこと、そして今日は霧島あたりまで行けたらいいなぁと思っていたので、それを伝えると道案内を買って出てくれました。





昨日、腰が痛そうだったのに大丈夫かな・・・・? と一瞬思いましたが、たぶん暇なんだろうなぁ~w っと勝手に解釈。 スミマセンw




これもご縁だと感じ、ぜひともお願いすることに。





待ち合わせ場所に行く前に、万世の飛行場跡に立ち寄ります。





広大な海浜公園になっていました。




そして、日本三大砂丘とも言われる、長さ約47km 日本一の長さの 吹上浜 へと。





吹上浜への入口がわからなくて、ダートの道を走ること数分。 またしてもドロドロに・・・




やっと着いたと思ったのですが、長すぎて先が見えないし、あんまり規模を実感出来ませんでした。






程なくして待ち合わせの場所に到着すると、なんだか見覚えのあるカブが・・・・・








ganmodokiさん、ま さ か ・・・・・ の カブで登場ですw


まだ大型バイクは無理だけど、カブならなんとか・・・・・ との事。




ご本人はバイクに乗りたくて仕方がなかったそうですw 術後初バイクだそうです。気持ちはわかりますw




心配もしましたが、なんだか嬉しかったですね~ カブで来てくれたことが。







そして、ハンターカブのミラーの汚れっぷりが酷いですw




霧島方面へと先導してくれるということで・・・・






なぁ~~~んも考えずに、ひたすら着いていきますw  楽ちんだわぁw~





しかしこの人、地元とはいえ、県道、市道を縦横無尽に走っていきます。






すげーーーーー!!!



後に、走行ログを見ると、万世から霧島まで一直線でしたw





お昼を少し回ったところ、二人して立ち食いソバへと。





実は午前10時過ぎに、誘惑にかられて焼き立てパンを買って食べていたのでw 軽めのものをお願いしましたが、ここ。  なかなか侮れない旨さでした。



それにしても、愛媛ナンバーのカブと、鹿児島ナンバーのカブが並ぶことって、早々ないだろうなぁ。












その後も、ganmodokiさんの快進撃は続き・・・・・・・w








のどかで、ゆったりした風景の中、2台のカブでトコトコと走る気持ち良さ!!





ついに霧島市へ入り、このまま走りきってしまうのも味気ないので、昔懐かしの木造の駅舎である「嘉例川駅」へ立ち寄る事にしました。











えも言われぬ懐かしさが込み上げてきます。






ボーーっと、小一時間、汽車を待ってみたいような雰囲気の場所でした。






そうして、県道から国道へと。







このT字路で、ganmodokiさんとお別れです。




僕は霧島温泉方面へ・・・・・










辿り着いたるは、カブスの皆が絶賛していた 霧島高原 国民休養地。 実は来てみたかったのだw





そして時刻は、まだ午後3時w





なんと! 万世から霧島まで、3時間かからなかったw (カブなのにw





もう少し北へ走っておけば、明日の道中が楽になります。





が、九州最後の夜もやはり鹿児島で過ごすことにしました。




本日の移動ログ











少々風があったので、念のために張り綱をし、シュラフを干し・・・・・・









霧島連山に乾杯!!w









真昼間からビールを飲み、霧島の山を眺めつつ昼寝を敢行w





しあわせだなぁ・・・・・・・ (*´∇`*)









目覚めると、夕刻を迎えようとしていました。



あわててシュラフを取り込み、キャンプ場内に併設された温泉へと入り・・・・・









サイトへ戻る頃には、大きな満月が昇りはじめていました。





旅最後の晩餐は、また鍋 wwww  しかも今日は酒以外買い出しをせずw  





これでやっと白菜に食材モロモロをやっつけられましたw



もう当分、鍋はいいかなw










思えば、鹿児島に来てから 1日200km以上走った日 がありませんでした。





朝は、日が完全に昇る8時に出発。  目覚ましなんていらなかった。




バイクに乗る時間が減って行って、立ち止まってゆっくりと景色を見る時間が次第に増えて行った。




日が暮れる前に設営を終え、食事もお酒も本当に欲しい量だけを取るようになっていった。




夜の9時には、自然に眠ってしまっていた・・・・






旅ってこういうものかも知れないな。








そして、いよいよ旅も終わりです。




明日は自宅へと、そして現実へと帰る日。





この5日間、本当に楽しかった。




究極のストレスフリーな現実逃避な日々だったと思うw





明日1日楽しんで、バスっと切り替えて、新年の仕事に励もう・・・





旅の終わりで落ち込む自分がいるかと思いきや、意外にも晴れ晴れとした気分の自分に驚きつつも、今宵も夜の9時には眠るのでした・・・・・w






最終日につづく・・・・




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