九州到着は、
午後6時半を回ったところ・・・・・ 当然ながら真っ暗ですw
時折吹く強風と小雨の中を、なんとか営業しているスーパーとガソリンスタンドを探し出し、
新年を迎えるであろう野営地へと向かいます。
野営地へ向かうといっても、まだこの旅ではルートどころか、どこへ行くかもはっきりと決めていなく、この日も九州へ渡るフェリーの中で地図と睨めっこしました。
翌日の予報が吹雪だった為、凍結の心配のある峠を夜のうちに越えて、少しでも南へ向かった先で幕営を・・・ と思っていたのですが、強風と雨で早々に計画変更w
結局、港を降りて1時間走ったところにある東へ伸びる半島の南側へと回り込み、たまたま見つけた風をしのげそうな海岸にてテントを張ることにしました。
夕飯は、少しだけ贅沢をして「
鴨鍋」にし、〆で入れた蕎麦を年越し蕎麦としました。
外は強風から暴風へと・・・・・・・
固い地面に苦労して打ち付けたペグが抜けて飛んで行きやしないかと、少々心配・・・・・
風裏となるはずが、夜中になると北側にある山から轟音を伴ってw 吹き降ろしの風がテントに襲い掛かります。
野営地選択を誤りました・・・・・・ (;´Д`)
しかし、こんな状況は慣れたものw ってか、もうどうしようもないw
あきらめ半分の、どうにでもなれの胸中・・・・・
テント壊れないといいけどなぁ・・・ なんて思いつつも、明日はどこまで行こうかなと地図を眺めていたら眠くなって来たので、就寝しました・・・・・
サヨウナラ。 2014年・・・・
12月31日 移動ログ
2015年1月1日・・・・・・ 旅2日目
新年を迎えました。
2015年、初めの景色。
見事な初日の出を期待してましたが、岬に隠れてご覧の有様でしたw
けど、悪くないな!
意外によく寝られた自分に半ば呆れつつも、撤収を開始!
撤収を終えたあたりから、ハラハラと雪が舞い降りてきました。
2015年の初日の出は、バイクの上で。
喜ぶべきのか、残念なのか・・・ よくわかりませんww が、健康でこそ可能な事。
去年の今頃は、バイクも乗れなくて打ちひしがれてたもんな・・・w
うん、幸せな事だ。
心配された道路の凍結も、怪しいながらもなんとか峠越えを完了。
そして、航続距離の短いハンターカブ。(サブタンク込で260kmほど)
鹿児島へは、広域農道と県道を繋いで行く予定にしたので、宮崎県日向市で念のために給油していくことにしました。
この日は目まぐるしく天候が変わり、晴れていたと思ったら、雪に・・・・ 標高が下がれば、雨に晴れにといった具合で、常に強風が吹き荒れる日でした。
鹿児島県の鹿屋市あたりでは、雪で前が見えないほどになり・・・・・・
以前、桜島へ行った時に泊まった「
神川キャンプ場」は、荒れに荒れてました。(写真右上のヤシの木の曲がり具合がヤバいww
時刻は、まだ午後3時半です。
もうちょっと進めるな・・・・・ というか、ここには流石に泊まる気がしないwww
大時化の鹿児島湾を横目に、南下を続け・・・・・
遂に、日本本土最南端のキャンプ場である「大泊キャンプ場」に到着。
西の鹿児島湾辺りよりは幾分とマシですが、ここも風が強く崩壊寸前のテントが2つ。 (うち1つは、早朝見あたらなかったので崩壊したっぽいw
風が少しマシな場所を見つけたので、そこを今晩のキャンプ地とすることにしました。
昨夜の暴風で、テントのポールが少し曲がってしまってましたが、道具はどんなに高くても所詮消耗品なので(勿論、大事には使いますが)、ガンガンと使います。
ハンターカブのサブタンクから、ガソリンコンロに燃料を補充。
僕の冬キャンプのある意味、生命線w 持参した唯一の火器にして、暖房器具です。
コンロの燃料の残を気にしなくていいのは、精神的に楽ですよね。
走っただけの1日。
宿泊準備を終えた頃には、午後5時になろうとしていました。
元旦だけあって、軒並みスーパーが閉まっており、1月1日の夜はコンビニカレーと、昨夜の残りでスープを作っていただきました。
結局この日は気温が3℃を上回ることがなく、移動ばかりの1日でしたが、明日はいよいよ念願の北緯31度線を越えて佐多岬へと。
大隈半島を探索後、そして薩摩へと渡ります。
心躍るような期待感と、お天気を少々心配しながら、深い眠りへと落ちて行きました。
2015年1月1日 移動ログ
つづく・・・
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