風の岬 雪の梼原

ぐぅだら

2014年12月04日 15:39

前回からの続きです。



テントを設営した直後にやってきた、美しき高茂岬のひととき。。。











強風の割には気温も高く、翌日の寒波到来が信じられないほどの夜でした。








テントを立てるのに、少々汗をかいたほど。 


フリースのみになり、テントの入口も解放。







風向きが少し変わって、テントに若干吹き込むようになるまでは、月を見ながらのお酒となりました。







お昼に行った柏島の沖にある沖ノ島で捕れたという 天然のブリの刺身に、昨年と同じく 四万十の地酒を。





そして炊飯をし、なぜか鹿児島産の鶏の山賊焼きをいただきましたw








それにしても、このテント(ヒルバーグ ソウロ)の素晴らしい耐候性は、安心感を与えてくれます。



この日の夜は、以前の参天スタイルだったら間違いなく崩壊していたであろう・・・・・ と思うような激しいものになりました。








しかし、狂ったように吹き荒れる風の雄叫びを聞きつつも、図々しくも朝まで熟睡した僕なのでありました。















翌朝・・・・   厚い雲の切れ間から、岬の朝がやってきました。







コーヒーを入れ、朝の岬を散歩でも・・・・・ と外へ出た10秒後に爆風に煽られ、再びテントの中に引き返しましたw









体感的に、気温はさほど低くありません。






風の隙をついて、素早く撤収。 




こういう時、撤収の楽なテントは有難い。





飛んで行かないようにw 建物の隙間に押し込んでいた ハンターカブ を引きずり出し、転がるヘルメットを両足で挟み込み、なんとかパッキングを完了。











よろめきながら、岬を脱出しました。








昨日寄れなかった、石垣の里(外泊石垣集落)を散策後・・・・・








風にあらがい、身をかがめながら、ひたすら北へとアクセルを吹かす・・・・・ 60km以上 出ませんがw









そして、走り出してものの1時間あまりで、まさかの降雨・・・・・・






しかし、こんな日に出かけるだけあって、防水・防寒は完璧なので雨ごときは恐れるに足らずだ! ワハハw





雨で渋滞気味な海岸線を避け、交通量の少ない山間部を通っていくことにしました。






これが、そもそもの間違いでした・・・・・・・









ぐぬぬ!!  前が見えん!!









まさかの雪・・・・・ でした・・・・・・(つД`;)









風 雨 そして トリプルコンボ痛恨の一撃を食らう・・・・・・・








ドンドンとライフゲージを削られていきます・・・・・・




迂闊だったのは、ヘルメットのシールドに何も対策をしてこなかったこと。




雪がへばりついて前が見えない為、開けざるをえない → 顔が寒すぎて痛いw





以前、正月に日本海へ行ったことを思い出しましたw  成長してないな・・・ とつくづく思う。。。






急激な寒さの余り、信号待ちではかなりの確率でエンジンストール。






過酷な帰路となりました。





道の駅 みかわ で、憐みの視線を受けつつ・・・・・w







三坂峠へ。





ここの気温は5℃でしたが、雪の山間部と比べると随分と暖かく感じましたw





そうして、午後2時帰宅。 



無事帰れたことにほっと胸を撫で下ろし、熱い風呂に入り、ビールをゴクゴクと飲み干すのでしたw





本日のルート







2014年の旅 おしまい。






 

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