日曜日の夜、いつものごとく仕事を終え、ハンターカブを走らせる・・・・・
実は、和歌山方面へのアクセスには、2つの選択肢がありました。
① 松山 → 徳島港 → 和歌山港
1 車にトランポ → 徳島港 → ハンターに乗り換え
2 自走
② 松山 → 東予港 → 大阪南港 → 和歌山
②は、金がかかるので却下w
①のトランポは、なんだか帰りの自由度に欠けるので、結局、自走して行くことにしました。
とは言うものの・・・・・ 寒い・・・・・・ お月さんは綺麗だけども・・・・・
道路の気温表示は
7℃ (( ;゚Д゚))ブルブル 日中は23℃ぐらいだったのに;;
まさに予想外!!
震えながら3時間走って、よく利用する徳島の 「
美濃田の渕キャンプ場」へと到着。
ここは、自宅から120km。 松山~徳島港の中間地点にあります。
到着時刻は既に
午前0時前・・・・・ 眠いかも(つД`;)
しかし、自炊す! ・・・・とは言っても、
100円冷凍チャーハン by コンビニ だけどねw
翌朝・・・・
ちょっと余裕をみて、5時起床。熱いコーヒーすすりながら撤収。5時半出発。
僕は、逃げ足(撤収)は早い。
ここから、徳島港への距離は
約70km。
フェリーは
午前8時出航です。
夜明けを走る!! 気持ちよいのは10%ぐらいで、後は寒かった・・・・ トランポすれば良かったとちょっと後悔w
ほどなくして徳島港到着。
そこには、
旅カブがありましたw
ナンバーを見ると「
高野町」。 そしてカブの隣にはスキンヘッドの大きな図体の若者が・・・・・
あやしい・・・・(-_-;) と同時に、非常に興味がw
我慢出来ずにw 話しかけてみると、なんと、
旅のお坊さんだったww
これから、巣へ・・・・ いや、高野山へ戻るそうですw
僕も方向が同じなので、しばらく一緒に走っていましたが・・・・
余りの僕の寄り道の多さに、どっか行っちゃったww
龍神スカイラインを走るつもりでしたので、せっかくなので高野山を見学して行く事になりました。
まずは、
赤門
正式には、ここが高野山の玄関らしいです。
僕の高野山に関しての知識は、ほとんど
0。
お遍路さんのフィニッシュの地である事、織田信長と対立してた・・・・ ぐらいの知識。
ここは・・・・・・
自分が、どんだけ浅はかで愚かで無知でチッポケな人間っていうことを思い知らせるに充分な場所でした。
重い・・・ 空気が重い・・・・・・ 息苦しい・・・・・
なんか、空気が体に刺さるような場所でした。
すっごいスケール。 まさに日本の歴史。
著名人のお墓も沢山。 まさに魂の帰依する所な感がいっぱい。
結局、見所が多くて2時間近くもいたりしましたw
さてさて、龍神スカイラインへGO!
標高の高さもあって、結構寒いです。
ひとつ、失敗したなぁと思ったのが、良い風景がすべて右側。(反対車線側)
南から北へと上がって来たほうが、景色は良いですね。
そして、南へ下って行くに従って、お天気もどんどん悪くなって行き・・・・・・
結局、土砂降りに・・・・・・ (T∀T)
確か、天気予報では
30%以下だった気が・・・・・・
もう、笑うしかない・・・・ 自分の
雨男っぷりに。
もうね、一人旅で遠出すると、
降水確率80%ですわwwww 天気の確変が起こりますw
ただ、そんな感じなので、どんどん雨対策に関しては知識がついて、防水装備は完璧ですw
雨用グローブに、ブーツカバー・・・・ 防水携帯に防水デジカメ。 なんもかも防水。
今回は、撥水の取れかけたゴアテックスジャケットに
NIKWAXなるもので、洗濯、撥水処理を施してきました。
NIKWAX,素晴らしい。
ゴアジャケット、完全復活です。
いきなり役に立つとは思わなかったけどw
道中、道路の崩落による通行止めが多くて、迂回の連続。
散々迷ったのですが、雨も止んだのでこの日一番の楽しみの「
安川大塔川林道」へ向かいました。
しかし・・・・・・
安川渓谷を過ぎたあたりで、再び土砂降りに・・・・・・ ( ;゚д゚)アワワ
雨粒が痛い(;´Д`) たまらず、木の下で雨宿り。
小雨になってきたので、出発。
修験の滝を通過
僕には
修行の滝に見えます。
既に時刻は
午後5時。
勿論、携帯圏外・・・・・
想像してください。まったく人の気配のない薄暗くなってきた雨の林道。
( ´;゚;ё;゚;) 怖いよぉ・・・・
この暗く長いトンネルが、地獄への入り口のように見えました。
トンネルを抜けた先から、安川大塔川林道が始まります。
案の定。。。
崩落の連続。
進むも不安。 戻るもシンドイw
路面状態は、フラットなダートとは言え、雨で滑る滑るw
実は、カーブでリアタイヤが滑ってしまい、岩肌にリアウィンカーが接触。
割れてしまいましたが、破片を集めてはめ直したら、まったくその後、問題はありませんでしたw
しかし知らず知らずの内に、その素晴らしい景観により、不安よりも気持ちの良さの方が勝ってしまっているのですから、人間って不思議なものです。
迫る夕暮れ・・・・・
ただ、もうここで野宿してもいいやw ってな感じに気持ちを切り替えたら、随分と余裕がw
(実際、素晴らしい野宿スポットが沢山ありました。)
この林道を抜けると、川湯温泉♪ そして熊野本宮大社があります。
不安と焦りでいっぱいだったのが・・・・・
ただ今は、この林道をもうちょっと走っていたい。
そんな10kmの道のりでした。
そして、野営地へGO!!
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つづく
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